法人企業・個人事業主の税務・会計・申告・節税対策

税理士からのメッセージ

2021年01月04日

確定申告に向けて

あけましておめでとうございます。

正月休暇も終わり、本日より仕事始めです。
一つの区切りとして年を越し、新年を迎えたことで、改めて気が引き締まる思いです。

さて、新年を迎え確定申告の時期が徐々に近づいてきています。
還付申告の受付は既に始まっていますが、今年の確定申告は、新型コロナウイルスの影響で、申告会場にて申告書の作成を行う場合、例年と異なる点があります。
今回は、その点について説明させていただきます。

令和2年分の確定申告においては、申告会場にて申告書の作成を行う場合、新型コロナウイルス感染症の感染防止策として、会場への入場の際には、入場できる時間枠が指定された「入場整理券」が必要となります。

この「入場整理券」は原則、各会場で当日配付されますが、国税庁 LINE 公式アカウントの利用で、オンラインでの「入場整理券の事前発行」も可能となっています。
「入場整理券の事前発行」は、国税庁 LINE 公式アカウントを通じてのみ行なっており、会場・税務署や電話での事前発行は行なわれません。
オンライン事前発行の申込みは令和3年1月12日以降、順次開始の予定となっており、事前発行が可能となるのは1月14日以降の入場整理券となります。

また、令和3年2月16日(火)から同年3月15日(月)までの確定申告期間中は、全ての会場において、入場整理券が必要となっており、入場整理券で指定された時間枠に遅れた場合には、会場の混雑状況によっては入場できない場合があるため注意が必要です。

なお、入場整理券の当日配付分は順番での配布のため、入場時間の希望等はできませんが、オンライン事前発行では、希望する日時の入場整理券を取得することが可能です。
申告会場での待ち時間が長くなることも想定されることから、オンラインでの事前発行手続きをお勧めします。

入場整理券については、作成済の申告書を提出する場合などは取得する必要はありません。

入場時には検温を実施、37.5度以上の発熱がある場合や、風邪の症状がある場合などには入場ができない可能性があります。
会場内でのマスクの常時着用も要請されていますので、個々での感染予防対策のご準備もお願いします。

オンライン事前発行をされた場合には、入場時にスマートフォン等にて、事前発行手続き完了後の「申込完了」画面を提示する必要がありますが、操作等に不安がある場合には、あらかじめ印刷したものを入場時に提示いただいても差し支えないとされています。
オンライン事前発行された方は、「申込完了画面」の表示もしくは印刷のご準備をお忘れなく行なってください。

posted by 山崎義孝税理士 at 16:30| 確定申告

2020年12月02日

e-Taxの利便性向上

今年も早いもので、残すところあと1ヶ月となりました。
「師走」の言葉どおり、私どもは「年末調整」に向け、慌ただしい日々が始まっています。
一方で、サラリーマンの方々は、年末調整での還付が楽しみな時期ですね。

さて、来年の令和3年1月から、システムの改修によりe-Tax(国税電子申告・納税システム)が便利になります。

そこで今回は、主なe-Taxに係る改修点について説明させていただきます。

現在、e-Taxを利用する場合、パソコンでのマイナンバーカード読み取りの際にはICカードリーダライタが必要となり、読取機器を準備する必要があります。
また、マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンでの申告の場合は、そのスマートフォンでマイナンバーカードを利用することが可能ですが、パソコンと接続することはできません。
これらの問題点を改善するため、2次元バーコード認証等の導入が始まります。

この2次元バーコード認証等の導入により、スマートフォンにインストールした「マイナポータルAP」でパソコンに表示された2次元バーコードを読み込むことで、パソコンとの接続が可能となります。
また、マイナンバーカード読み取り非対応のタブレットでも、同様にこの機能を使ってマイナンバーカードが利用できるようになります。

上記に加えて、振替依頼書およびダイレクト納付利用届出書がe-Taxにて提出ができるようになります。
パソコン等でe-Taxにて手続きを行うことで、振替依頼書の記入及び金融機関届出印の押印なしに提出することができるようになります。

このように税務に関する各種手続き等の電子化の流れは益々加速していくことと思います。
オンライン化が進み便利にはなりますが、このような時代の流れに対応していくことも大変なことだと改めて実感させられます。

年が明けると、還付申告の受付が開始されます。
e-Taxでの申告の場合は混雑等の心配は不要ですが、税務署等での申告を行う予定の方は、余裕を持った申告をお勧めします。

今年の投稿は今回が最後です。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

posted by 山崎義孝税理士 at 09:30| 参考

2020年11月02日

年末調整の留意点(2)

先月に引き続き、年末調整の留意点について説明させていただきます。

C扶養親族等の合計所得金額要件の改正
扶養親族等の合計所得金額要件がそれぞれ10万円引き上げられました。
1)同一生計配偶者
48万円以下(改正前:38万円以下)
2)扶養親族
48万円以下(改正前:38万円以下)
3)源泉控除対象配偶者
95万円以下(改正前:85万円以下)
4)配偶者特別控除対象配偶者
48万円超133万円以下
(改正前:38万円超123万円以下)
5)勤労学生
75万円以下(改正前:65万円以下)

上述のとおり、扶養親族等の合計所得金額要件が10万円引き上げられましたが、前月説明の給与所得控除額の改正により、給与所得控除額が10万円引き下げられていることから、給与収入のみの方で給与収入額が前年と変わらない場合は、今回の改正による影響はなく、得も損もありません。
一方で、事業所得のみの方の場合は、給与所得控除額の引き下げの影響はなく、扶養親族等の合計所得金額要件の10万円引き上げは適用されることから、扶養親族等の判定で改正前と比べ10万円得することになります。

Dひとり親控除の創設及び寡婦(寡夫)控除の見直し
今回の改正で、納税者が「ひとり親」であるときは、35万円の所得控除(「ひとり親控除」)を受けることができるようになりました。
「ひとり親」とは、婚姻をしていないこと又は配偶者の生死が明らかでない人のうち、
1)その人と生計を一にする子(他の人の同一生計配偶者又は扶養親族になっていない人で、総所得金額等が48万円以下)がいること
2)合計所得金額が500万円以下であること
3)その人と事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる人がいないこと
の3要件を全て満たす人となります。
そのため、改正前では寡婦控除等の対象外であった「未婚のひとり親」が、本控除の要件に該当するケースが出てきます。
なお、改正前に「寡夫」又は「特別の寡婦」に該当していた方は、3)の要件を満たすと「ひとり親」に該当することになり、「ひとり親控除」の適用対象となります。
寡婦(寡夫)控除の見直しも行われ、扶養親族を有する寡婦についても 2)の合計所得金額要件と 3)の非事実婚要件がそれぞれ追加され、要件が厳しくなりました。
改正後は、「寡夫」と「特別の寡婦」がなくなり、「ひとり親」と「寡婦」に改組されます。

今回の改正により、令和2年分の年末調整は昨年と異なる点が複数あり混乱が予想されます。
年末調整を行う際には、改正内容の再確認が必要となりそうです。

posted by 山崎義孝税理士 at 15:00| 年末調整
各種お問い合わせcontact
お電話はこちら
092-584-6018
電話受付(平日)9時〜18時
Fax.092-584-7674
メールフォームはこちら
メールでのお問い合わせ
お申し込みは24時間受け付けております。

ページの
トップへ